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2023.3.17

自治体経営力を測る『2022年度 自治体四季報』を発表しました。⾃治体経営⼒⽇本⼀の⾃治体は宮城県⼤和町!

⾃治体ランキング「⾃治体四季報」の2022年度ランキングを発表しました。

⾃治体四季報とは?
総務省が公開している財政状況資料集および市町村税課税状況等の調を解析・数値化し、全国1,741⾃治体の経営⼒をランキング化したサイトです。

■⾃治体四季報結果発表
【総合部⾨】
1位:宮城県 ⼤和町(前年度10位)

⼈⼝増減率ランキング:480位(前年度290位)
地⽅税収増減率ランキング:148位(前年度553位)
⼈⼝⼀⼈当たり地⽅税収ランキング:104位(前年度138位)
⼈⼝⼀⼈当たり純貯蓄額ランキング:218位(新項⽬につき前年度順位なし)
⼈⼝⼀⼈当たり職員⼈件費ランキング:5位(前年度5位)

宮城県 ⼤和町の特徴:
宮城県のほぼ中央に位置し、夏は涼しく冬は雪の少ない⾃然の豊かな住みやすい街です。標⾼300m前後の⼩⾼い⼭が7つ連なった「七ツ森」を町内のどこからでも望むことができます。町内にはキャンプ場や⾃然公園が多数整備され、休⽇には町内外からの観光客でにぎわうほか、最近では町内産のぶどうを使って作るワイナリーも誕⽣し、仙台市から1時間以内で⾏ける観光スポットとして注⽬を浴びています。18歳までの医療費は所得制限なく無料など、⼦育てのしやすい町としても有名です。全国の市区町村で⼈⼝減少傾向のところが多い中で、⼈⼝増加しており、今後のさらなる発展が楽しみな町です。

 

2位:福島県 ⻄郷村(前年度1位)

⼈⼝増減率ランキング:197位(前年度184位)
地⽅税収増減率ランキング:31位(前年度49位)
⼈⼝⼀⼈当たり地⽅税収ランキング:106位(前年度110位)
⼈⼝⼀⼈当たり純貯蓄額ランキング:253位(新項⽬につき前年度順位なし)
⼈⼝⼀⼈当たり職員⼈件費ランキング:64位(前年度42位)

福島県 ⻄郷村の特徴:
他都市への交通⼿段の選択肢が多く、通勤や通学しやすく、⾃然豊かで1年を通して過ごしやすい気候で、レジャー施設も多数あり、都市と⾃然の両⽅を楽しむことができます。⾮常に⼿厚い⼦育て⽀援もあり、⼦育て世代にも優しい村です。移住⽀援制度もあり、今後も移住者が増加する⾒込みのある、魅⼒あふれる村です。

 

3位:千葉県 印⻄市(前年度3位)

⼈⼝増減率ランキング:4位(前年度8位)
地⽅税収増減率ランキング:58位(前年度82位)
⼈⼝⼀⼈当たり地⽅税収ランキング:129位(前年度140位)
⼈⼝⼀⼈当たり純貯蓄額ランキング:205位(新項⽬につき前年度順位なし)
⼈⼝⼀⼈当たり職員⼈件費ランキング:240位(前年度445位)

千葉県 印⻄市の特徴:
印⻄市は地震や⽔害に強く、国内外の⼤企業が拠点を構えています。その結果、市が潤沢な資⾦を得ることができるようになったため、幅広い年代に向けたさまざまな⾏政サービスを展開しています。⼦育て環境のバックアップも充実しているため、東京に通勤する⼦育て世代が増加しており、それに伴って多数の⼤型商業施設や病院なども増加しています。都⼼や成⽥空港へのアクセスが良好であり、通勤・通学に便利でありながら、⾃然も豊かで、静かにゆったりとした時間を過ごせる、都市と⾃然のバランスが良い街です。

 

4位〜10位は以下の通りです。
4位:愛知県 ⽇進市(前年度4位)
5位:東京都 ⻘ヶ島村(前年度80位)
6位:熊本県 菊陽町(前年度96位)
7位:愛知県 半⽥市(前年度102位)
8位:愛知県 ⾼浜市(前年度239位)
9位:福岡県 苅⽥町(前年度13位)
10位:東京都 国分寺市(前年度19位)

 

■その他のランキング
【⼈⼝増減率ランキング】
1位:東京都 千代⽥区(総合ランキング108位)
2位:東京都 中央区(総合ランキング35位)
3位:千葉県 流⼭市(総合ランキング28位)

【地⽅税収増減率ランキング】
1位:岩⼿県 軽⽶町(総合ランキング886位)
2位:⻑崎県 松浦市(総合ランキング773位)
3位:福島県 浪江町(総合ランキング740位)

【⼈⼝⼀⼈当たり地⽅税収ランキング】
1位:北海道 泊村(総合ランキング787位)
2位:群⾺県 上野村(総合ランキング870位)
3位:愛知県 ⾶島村(総合ランキング51位)

【⼈⼝⼀⼈当たり純貯蓄額ランキング】
1位:東京都 ⻘ヶ島村(総合ランキング5位)
2位:東京都 御蔵島村(総合ランキング807位)
3位:北海道 泊村(総合ランキング787位)

【⼈⼝⼀⼈当たり職員⼈件費ランキング】
1位:⻘森県 おいらせ町(総合ランキング155位)
2位:兵庫県 太⼦町(総合ランキング412位)
3位:北海道 北⽃市(総合ランキング98位)

ランキング詳細は公式サイトへ!
https://j-shikiho.com/

■⾃治体四季報のアルゴリズムについて
⾃治体四季報は、独⾃指標「⾃治体スコア」に基づいて全国優秀⾃治体ランキングを作成しています。

■⾃治体スコアとは?
⾃治体スコアとは、住⺠の持続可能な幸福を実現する⼒(=⾃治体の経営⼒)を表す指標です。
⾃治体スコアは、以下の5つのメイン指標を元に算出されます。
1.⼈⼝増減率(⾃治体の発展性)
2.地⽅税収増減率(⾃治体の発展性)
3.⼈⼝⼀⼈当たり地⽅税収(住⺠の豊かさ)
4.⼈⼝⼀⼈当たり純貯蓄額(財政の健全性)
5.⼈⼝⼀⼈当たり職員⼈件費(コスパ)

■⾃治体スコアの算出⽅法
⾃治体スコアの算出には、1742という数字を⽤いています。(1742は⽇本全国の⾃治体数をもとにしています。)
5つのメイン指標について、それぞれスコア化し、1位の場合は1742ポイント、最下位の場合は1ポイントを加算し、5つの合算値が⾃治体スコアとなります。

【◎最新情報◎】昨年度よりさらにランキングの精度を⾼めるためのアップデート!
本年度より、メイン指標の⼀つである「財政調整基⾦増減率」を「⼈⼝⼀⼈当たり純貯蓄額」に変更いたしました。
「財政調整基⾦増減率」では⾃治体の貯⾦の⼀部しか⾒ることができず、財政の全体を⾒れていませんでした。
「⼈⼝⼀⼈当たり純貯蓄額」では、⼈⼝⼀⼈当たりにおいて、⾃治体が保有している純貯蓄の総額が分かるようになっています。
⾃治体の貯⾦と借⾦のバランスを⾒ることで、財政の健全性を測れるようになりました。
※純貯蓄額…充当可能基⾦(貯⾦)から地⽅債(借⾦)を引いた額

■⼈⼝⼀⼈当たり純貯蓄額の算出⽅法
ランキング対象年度の純貯蓄額を同年度の⼈⼝で割ると、⼈⼝⼀⼈当たり純貯蓄額が算出できます。

 

■本件に関するお問い合わせ先
株式会社コウダプロ  担当:原⼝
電話:092-791-5081 FAX:092-791-5087 (受付時間:平⽇9時〜18時)
メールアドレス:m-haraguchi@kouda-pro.co.jp

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