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就活に悩みまくった大学3年の秋。企業選びで大切にしたのは“心が躍る体験”という考え方でした。【内定者紹介】

 

こんにちは、コウダプロ5期生の沼口です!

現在、私はコウダプロでインターンシップとして働いており、『同期を募集する』という趣旨で記事を執筆しています。

これまで2回に渡り、この記事の執筆を務めている沼口の「大学生活」をご紹介してきました。

まだご覧になられていない方は、ぜひそちらもご覧ください。

 

 

今回のテーマは【涙の決断!コウダプロとの出会い】です。

3年生となった私は、就活や大学の授業に疑問を感じ、悩んでいました。

さらに、「世界一楽しい授業」である『森ひと体験』に落選したことで、『未来塾』という、人生をデザインする4泊5日間の旅に出会いました。

未来塾の濃密な5日間の中で、多様な『働き方、暮らし方、考え方』を知り、人生に“バグ”が起こり始めました。

そんな激動の1年を過ごした私が、どのようにコウダプロに出会い、何を感じていたのか。

今回で最終回となる”沼口佑斗の大学生活”、ぜひ最後までご覧ください!

 

 

第8章(hitotose)

未来塾が終わった1週間後、そのスタッフの方のもとへ訪れるべく、大分県耶馬渓町の”hitotose”というシェアハウスを訪れました。

hitotoseは4人の方が共同生活を送っているシェアハウスであり、以下のような考え方をとても大切にしています。

  • 暮らしのハードルを下げる
  • おいしい食卓を囲む幸福感
  • 1人1人の得意なことを集めて何でもできるコミュニティに
  • 「何をするか」ではなく、『だれと働くか、誰のために働きたいか』

このような考え方に惹かれたこと、そして心が温まる「スタッフトーク」に感動したので、実際にhitotoseでの暮らしを1週間体験させてもらうことになりました。

 

居心地の良さ、食卓へのこだわり、人のぬくもり

自分が欲しかったものが詰まっていて、心が満たされていく感覚を覚えました。

また、他大学の学生も来ていて毎晩にぎやかな食卓を囲みました。

衣食住』にこだわりを持った丁寧な暮らしを体験できて本当に良かったです。

実は、もう1つhitotoseを訪れた理由があります。

それは『休学』という選択肢について考えるためです。

未来塾の中で、休学して様々な体験をしている人の話を聞きました。

一度立ち止まり、人生のベクトルを定められる「休学」という選択肢は、やりたいことが明確でない私にとって、とても魅力的でした。

一方で、企業から見ると、休学は留年同様、

「あまり好ましくない選択だと思われるのではないか?」との懸念もありました。

休学の“魅力”と“リスク”を天秤にかけたとき、私にとって“魅力”の方が圧倒的に勝っていました。

しかし、親や研究室の教授からは強く反対され、「人生を甘く見るな」、「世の中そんなに甘くない」など容赦ない声を浴びることに…。

確かに、目的もなく休学すると言えば、そのように受け取られるのも仕方のないことなのかもしれません。

よって、まずは休学について知ることから始めようと思い、よく休学している人が滞在する

hitotoseに行くことにしました。

結局のところ、「休学するか否か」について、hitotoseで過ごした1週間では決まりませんでした。

しかし、シェアハウスのメンバーから

「いつでも帰っておいで、待ってるから」

と言ってもらったことで、“失敗しても帰ることのできる故郷”が1つ増え、休学に対する恐怖心が無くなりました。

 

 

第9章(コウダプロとの出会い)

未来塾やhitotoseでのシェアハウス体験を通して「休学」という新たな選択肢が増えました。

それに加えて、大学3年生ということもあり、『就活』に対しての悩みは消えませんでした。

この2つの選択肢のうち、休学に関しては、決断に半年ほどの猶予があったため、とりあえず就活をしてみることにしたものの…

6月にやっていた就活と同じことをもう一度繰り返すことに違和感を覚えていました。

そんな時、未来塾で出会った知人から「wantedly」という就活サイトを紹介されました。

聞いたことのない求人サイトでしたが、どんな企業が掲載されているのか見てみると、たくさんのスタートアップ企業が載っていました。

その中で、ひと際私の目を惹いた企業が「コウダプロ」でした。

私がそれまで見てきた企業では、最も目にとまりやすいところに“事業内容”を載せていることが多かったのですが、コウダプロは、一目では何をやっているのか分からず、企業の“性質”が一番目立っていました。

「おかしな企業だな」と思いつつも、興味本位で話を聞かせてもらうことにしました。

オンライン面談当日、代表の幸田と新卒3年目の原口が参加していました。

いきなり企業の代表と若手エースとの面談だったので、とても緊張していました。

しかし、面談といいながらも、「学生時代頑張ったことは何ですか?」や「あなたの長所と短所を教えてください。」

などのありがちな質問は一切なく、世間話のような小話が2時間くらい続きました。(笑)

自分を取り繕う面談はあまり好きではないので、こっちの方が私にとっては良かったです。

面談の中で社長の深い思考力にとても興味が湧き、実際にコウダプロに訪問させてもらうことにしました。

そして、コウダプロへの訪問日。

鹿児島出身の私は、大都会にあまり慣れていないため、ガチガチに緊張しながらも、オフィスまで何とかたどり着きました(笑)。

オフィスで1時間くらいオンライン面談の時と同じような話をした後、食事の場へと招かれました。

コウダプロでは、「オフィスで話すだけではどうしても本音が出ないこともあるのではないか」との考えから、内定を出す前には必ず一緒に食事をすることになっています。

そこには、新卒1年目の水野も同席していました。

水野がコウダプロで楽しそうに働いている様子、そして幸田の「学生時代より楽しいことだけは保証できる!」という発言がとても印象的で、“ここで働いてみたい!“という気持ちが芽生えました。

食事を楽しんでいる最中、私の「人間性」についての話になりました。

私はこれまで、「自分の責任」として物事を判断したことがなく、

習い事や進路先、あらゆる決断を常に誰かに任せっぱなしにしてきました。

すると幸田からこんな衝撃的な発言をされました。

「じゃあ、こうしよう。あと1時間以内に、この会社に入るかどうか決断しよう。もし、決断できなかった場合は、今回はご縁がなかったということで」

その瞬間、急に空気が重くなり、頭が真っ白になりました。

「この人は何を言っているんだ?やばすぎる」そう思いました。

後日この話の真意を聞きました。

コウダプロでは、決断のスピードと決断内容の価値が比例すると考えられているそうです。

面接時の私は、直感で「コウダプロって面白そう。ここ気になる。」と思っていました。

そんな状況で決断に時間をかけてしまうと、「本当にこっちを選んでいいのだろうか?」という思いが芽生え、直感的で純粋だった気持ちが、損得勘定による判断をするほうへと向かってしまいます。

損得勘定で判断をしてしまうと、後々、”選ばなかったほう”への後悔が芽生え、そちらに執着してしまうのです。

実は、アメリカのシリコンバレーでも同じことが言われており、日本の企業のおよそ100倍のスピードで決断するのだとか!

しかし、その時はそんなことはどうでもよく、

これまでの人生の中で、1番大きな決断をしなければならない状況でした。

「この人、おかしい」、「どうしよう、あと1時間しかない」、「どっちを選ぶのが正解なんだ」

などいろんな思いが頭をよぎり、今までにない速度で脳を回転させ、必死に考えました。

考えて、考えて、考えているうちになぜか号泣していました。

悲しさでも、うれしさでもない、何とも言えない感情によるものでした。

そして1時間たっぷり使って出した答えは…

『ここで働かせてください!』

この決断の決め手は、hitotoseの考え方である

「何をするか」ではなく、『だれと働くか、誰のために働きたいか』

を基準として考えたときに、コウダプロがベストアンサーだと考えたからです。

今でもこの決断が間違えていたとは1ミリも思いません。

こうして世にも奇妙な面談によってコウダプロに入社することが決まりました。

 

 

第10章(あとがき)

コウダプロに入社が決まった昨年末は、内定が出たうれしさより「不安」と「恐怖」の方が何百倍も大きかったです。

周りにこんなに早い時期に内定をもらっている友達がいなかったので、だれにも相談できませんでした。

また、「本当にここでいいのだろうか?」、「親にどのように説明すればよいのか。」という気持ちもあり、夜1人になると漠然とした不安と恐怖で毎日のように涙が止まりませんでした。

そんな時、自分の気持ちを整理するために何度かhitotoseに足を運びました。

 

そこで、自分が本当に大切にしたいものは、『将来の安定』や『周りからの視線』ではなく、

『自分の心が踊る体験』

であることに気付きました。

また、普段サークルでお世話になっている農家の方からは、「20代の失敗はいくらでもやり直せる。だから思い切ってチャレンジしなさい。」と心強い言葉をいただきました。

その言葉によって、「よし、コウダプロで頑張ってみよう!」と思い、現在に至ります。

 

 

私は、本当に『』に恵まれています。

帰ることのできるコミュニティがたくさんあることが私の最大の強みであり、様々なことに挑戦できる原動力です。

それに気づいてから、漠然とした「恐怖」や「不安」が無くなり、とても肩が楽になりました。

また、私の周りでは、「就職したくない」との声をよく耳にしますが、むしろ私は、コウダプロに入社することがとても楽しみで仕方ありません。

「一体どんな経験が待っているのだろう?」そう思わせてくれる企業に出会えて本当に良かったです。

休学ではなく、コウダプロに入社する。

これが私の『出た目』であり、正解です。

最後に、私がコウダプロに入社してやってみたいことがあります。

それは、「社会に出て働くことの面白さ」を後輩に伝えることです。

私がそうだったように、「何かに挑戦したい!」と思っている後輩に勇気が与えられるような存在になれたらうれしいです。

 

 

以上、沼口佑斗の大学生の紹介でした。

これまで3回にわたり、ご覧になって下さりありがとうございました!

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